介護士の目から障がい者支援の現場、福祉サービスを紹介します

現場から見る障がい者支援

介護職で派遣から契約・正社員(職員)になるまでに大切なこと

介護業界で派遣社員や契約社員から順を追って正社員になっていく中で大切なことを紹介したいと思います。

私が介護業界に携わったときからの経歴と今後の流れ

初任者研修取得
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派遣登録
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地元の医療施設で派遣労働
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別派遣会社に登録
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他の市の福祉施設で派遣労働
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福祉施設から直接雇用になる
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非常勤契約
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準社員 ★今ここ
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正社員

福祉業界へ入るときのポイント

年功序列なのでスキルよりも組織に溶け込むことのできる協調性が重要視されます。はっきり意見を言う人より、真面目で落ち着いている人のほうが、採用する側からすると協調性が高そうで好印象です。業務では一定数、力仕事があるので体力もアピールポイントになります。

知的障がい福祉だと保育関係(保育に携わらずとも子供好きな方も)に携わっていた方は心構え・スキルなど仕事(グループホーム・外出支援系・居宅訪問系などの)になじみやすいと思います。(対象は中重度の知的障がいがある利用者))ただ現在、保育の資格などは福祉では手当として支給されないのが不満なところかなと思います。

施設の募集事情

準社員から正社員になるには(枠が空いた場合)基準として、仕事の能力がふさわしいと判断されることに加えて、論文の記述が必要になったりします。高齢福祉では正社員・非常勤で組織体制を組むことが多く、障がい福祉では正社員・準社員・非常勤で組織体制を組むことが多いと思います。
組織によりますが正社員が少なく、非常勤が多い組織だったり正社員(中)・準社員(少)・非常勤(中)で体制を組んだりと組織により違いがあります。年功序列で正・準・非の枠数がおおよそ定まっているため、自分が辞めると思わない限り仕事がなくなることはありません。

福祉業界は年功序列か?

基本的には年功序列の風潮が強いと思います。なので能力よりも協調性をもとめられる特性があります。ただ、役職やリーダーにつくときはどこの組織も当然ですが、能力・業界の経験が求められると思います。(年功序列が悪いという意味ではありません。)

正社員になるとき大切なこと

業界の特徴から正社員として活躍するには以下のことが大切になってくると思います。
 ・初任者研修・介護福祉士などの資格をもっていることは最低条件です。
 ・年功序列の風土なので協調性が重要視され、否定的な意見は控える。
 ・代替要員が少ないので勤怠実績が良いことが最低条件です。

まとめ

効率的に仕事をこなしたり、改善案を提案しより良い状態へ変革させていくタイプよりも、実直な性格でストレス耐性の高い人の方が正社員として迎え入れられると思います。 

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