介護士の目から障がい者支援の現場、福祉サービスを紹介します

現場から見る障がい者支援

他業種から転職してつらかったこと

私は介護業界でのはじめての職場でつらかったこと、それは「人間関係と息のつまりそうな空気感」でした。
他業種から転職して介護の現場に入った時、右も左もわからないですよね。私も他業種から転職したので、経験談をふまえながらお話したいと思います。

転職した経緯

私は初任者研修を取得(修了)して、この業界に転職しました。前職は他業界でしたが高齢介護に関わる内容でした。転職をした理由は、くいっぱぐれがなく手っ取り早く参入できるといった軽い思いから今の業界を選びました。

派遣で医療系施設

派遣から医療系施設で働き始め、初任者研修で得た知識があるので質問もしやすく現場の仕事を覚えていきやすいと思いました。初任者研修を取得せず入った場合「わからないところがわからない状態」が続くかもしれません。

ただし技術的なところはやはり経験が必要になってくるので時間がかかります。
この職場では3ヶ月で基本的な部分はできるようになり、これからって時に辞めました。

介護士ユウくん
過去に他業界から基本をおさえず転職し失敗したことがあり、まずは派遣として業務の基本や業界の「空気感」を勉強してから次のステップに進もうと考えていました。

つらかったこと

息のつまりそうな空気感

医療系施設の場合、現場に緊張感がありますが言い換えると「息のつまりそうな空気感」と私は感じました。(業界に慣れてない部分もありますが)

付き合いにくい人

組織に「付き合いにくい人」が1人でもいると、人間関係がぎくしゃくします。
現場の空気が悪い方に傾くと私は思います。職場の管理職にあたる人が仕事にたいしてきちんとした考え方だと、そういった「付き合いにくい人」はいなくなる傾向にあると思います。(今の職場の知り合いから、似たような話を聞きました)
ただこういった状況では派遣会社の営業担当もあまり力にはなってくれなかったので、派遣契約を更新せず、自分に合った施設を見つけるという意味でもあらたな派遣会社を活用するのも手です。

介護士ユウくん
他の派遣会社に切り替える時、派遣会社の営業は売上目的で仕事を行っているので最初の派遣会社には黙って動き、やめる口実も作っておきましょう。その後も黙ったままで。

「付き合いにくい人」(ブラックな人)の対応は人生経験・人間力を積んでないと難しいと思います。管理職が正しい考えの持ち主だと力になってくれたりしますが、やはり「ことの発端」や「きっかけ」がないとアクションのかもしれませんね。

よかったこと

介護業界に携わる前は、他人の人生の締めくくりに関わることなんてありませんでしたが、今はそういった場面に携わらせて頂くことで、いろいろと深く考えさせられながら、人生観に深みが持ててきたような気がしています。

  • B!