介護士の目から障がい者支援の現場、福祉サービスを紹介します

現場から見る障がい者支援

【介護業界】仕事の方向性(キャリア)について

大学や専門学校で福祉を専攻されていた方は業界の仕事の方向性(キャリア)に
ついて、詳しいと思います。
ですが他業界から転職された方はピンとこない方もいると思います。転職で業界に入られた方は「現場」がほとんどかと思います。(40・50十代だと経歴により管理職採用もあるかもですが)

業務の種類

この業界では大きく分けて「現場・管理職・事務や窓口的業務」の3つにわけられます。

現場の業務について

「現場」は利用者に対してレクリエーションや介護・支援・夜勤を行います。「管理職」は簡単にいうと施設のトップ(施設長・ホーム長・所長など)。
仕事を大きく分けると「介護業務のマネジメント・人材のマネジメント・収支のマネジメント」
を行います。

事務や窓口的業務 について

「事務や窓口的業務」は相談援助やプラン作成などの業務。
相談援助→社会福祉士・精神保険福祉士・社会福事任用資格の資格保持者が業務にあたります。
(※これらの資格をもっていなくても自治体により異なる条件で相談員として認められる場合もあり)ケアプラン作成→ケアマネージャーが業務にあたります。

管理職の業務について

「管理職」は簡単にいうと施設のトップ(施設長・ホーム長・所長など)。
仕事を大きく分けると「介護業務のマネジメント・人材のマネジメント・収支のマネジメント」を行います。

希望の業務につくには

現場

「現場」は未経験でもすぐに入りやすいと思います。(ハローワークでも紹介されやすいですよね)
でもそこから将来のこと(収入ややりがい)を考えてキャリアを形成したい人もいると思います。

管理職

「管理職」になるには施設の種別(特養・通所・グループホームなど)によって条件が違い、満たす必要があります。中間管理職なので下と上からの板挟みになり大変ですが、そこを乗り越えると幹部に昇進できる可能性があります。
※社会福祉法人より企業として経営している施設で、「成果を出す」か「気に入られる」かなどが必要。「気に入られる」の場合、ブラックな印象の施設ですのでホワイトな考え方の人は派遣会社など登録して探すか、人脈からどこか紹介してもらうほうがいいかもしれません。
社会福祉法人は年功序列か福祉の経歴が必要となる印象です。

事務や窓口的業務

「事務や窓口的業務」になるには
①ケアプラン作成の業務
ケアマネージャーを取得する必要があります。ケアマネージャーの資格偏差値は「55」とサイトにありました。
受験するには条件があり、指定された実務経験5年以上で900日従事が必要。

②相談援助の業務
社会福祉士・精神保険福祉士・社会福祉主事任用資格のいずれかを取得する必要があります。
・社会福祉士の資格偏差値は「57」とサイトにありました。
受験するには条件があり
学歴別→簡単な説明ですが福祉系大学など4年で指定科目を履修していれば最短で受講できる。
転職組は一般大学卒と思いますので一般養成施設などで必要カリキュラムを履修する必要があり費用もかかります。
実務経験別もありますがたくさんある為、割愛致します。
・精神保険福祉士
精神保険福祉士の資格偏差値は「50」とサイトにありました。
転職組は一般大学卒と思いますので一般養成施設へ行く必要があり費用もかかります。
・社会福祉主事任用資格
他の資格に比べ簡単に取得できる資格。通信授業を受講し、集合研修・修了テスト(ノート・テキストを見て回答できる)を終えれば取得できます。

介護士ユウくん
私の知り合いの方は 社会福祉主事任用資格を業務をしながら通信で取得されてました。

まとめ

給与は低いが働きやすい施設でポジションがずっと現場の可能性が高い場合、副業に専念するもありかと思います。
→下手に資格を狙わず、私は情報系の国家資格49の資格をギリギリで落ちるレベルなので、副業に専念することにしました。

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